はじめての妊娠!産婦人科の初診にはいつ行ったらいいの?
はじめての妊娠!産婦人科の初診にはいつ行ったらいいの?
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、産婦人科にいかなきゃ!と慌てますよね。でも間違いだったら恥ずかしいし、受診が遅くて何かあったら困るし、一体いつ行ったらよいのでしょうか?そこで今回は、「最適な初診の時期はいつか?」を徹底的にわかりやすく解説します。
陽性反応が出ても初診はまだ早い!?確認すべき3つのポイント!
陽性反応が出る時期は、妊娠週数でいうと3〜4週目です。しかし、最近の妊娠検査薬は市販といえども、とっても高感度!少しのホルモン量でも敏感に陽性反応を示してくれます。
ですから、慌てて産婦人科へ行ってもまだ胎児心拍が確認できず、「子宮外妊娠の恐れもあるから、まだなんとも言えません、また2週間後に受診してください!」なんてがっかり対応をされることも多いのです。でもこれは産婦人科医師にしてみたら確認できないのだから仕方のない対応なのです。
それに昔に比べて気軽に妊娠検査薬を購入出来るということもあって、ベビ待ちをしている女性や、妊娠の可能性に心当たりがある女性が、ちょっと生理が遅れただけでフライング検査をしがちなのもあって、かなり早めに初診にいく女性が増えているのです。
陽性反応が出た〜!と慌てないで、ちょっと待って!! 一度冷静になって、次の3つのポイントを確認して下さいね。
1 最終月経日の確認
2 妊娠検査薬を使った日の確認
3 そして計算する
さて、このポイント3つを確認できたら、妊娠週数が割り出せます。
例えば、月経周期が28日で、今日が10月14日だとします。前回の最終月経日の初日が9月10日だったとしましょう。1週間くらい生理が遅れているから検査薬を使ってみたら陽性だったという場合、これで計算すると、妊娠5週目0日(妊娠2ヶ月目の第2週目)となります。
つまり、生理が1週間遅れているなと思ってもまだ妊娠2ヶ月目なんですよ。妊娠週数の数え方って、0週の0日から数えはじめるんです。だから意外に、自分で思っているよりもまだまだ週数は経っていないんですよ。
初診の目安は結局6週目が最適なの?
さて、先ほどの計算例では妊娠5週目でしたね。妊娠5週ではお腹の赤ちゃんはどういう状態なのでしょうか? この時期にはじめてプレママとして産婦人科を受診する方も多いので、まとめてみました!
1 妊娠5週で「胎のう」が出来る
2 妊娠6週で「胎児心拍」が確認できることが多い
3 でも6週でも早い時もある
正常妊娠の場合、5週目で胎のうと呼ばれる袋ができます。赤ちゃんの入っている袋のことです。これが産婦人科のエコーで見えると「ほぼ妊娠している」と言われます。「ほぼ」というのは、また曖昧ですよね。この意味は、胎のうだけでは袋の中の赤ちゃんがちゃんと頑張っているかわからないからなのです。
胎のうの中に胎児心拍がドクドクとしていることが確認できたら、「赤ちゃんがいる」とわかります。これで「おめでとうございます!」と病院スタッフからはじめて言われると言うわけですね。
胎児心拍が確認できる目安はおおむね妊娠6週目からです。でも、6週目でも胎のうや心拍がまだ見えない時もあります。どうしてと思いますよね。
月経周期ってきっちり28日や30日ごとに、毎月同じように絶対に来ないですよね。
数日ズレることもあります。これは卵巣が2つあって交互に月経が来るからというのもありますし、ストレスや環境変化などの精神的な理由でもズレることもありますよね。
ですから計算上は6週でもまだ4、5週の場合もあるんですよ。ちなみに私も計算上では7週の終わり頃にやっと心拍確認ができました。
早めの初診と遅めの初診!結局どっちが良いの?
では結局7週目近くまで初診に行かない方がいいの?それとも5週目、7週目とマメに通った方がいいの?どっちなの〜?と思いますよね!
1 早めの初診のメリットとデメリット
□ 子宮外妊娠などの異常が早期発見できる
□ 何度も通院するので自費診療である妊婦健診は費用がかかる
2 遅めの初診のメリットとデメリット
□ しっかり胎児が確認できる
□ つわりでツライ時期の初診になる
□ 何度も通院しなくて良い
□ 異常妊娠や流産の発見が遅れる
まとめ
いかがでしたか?
このように、5週目くらいで初診を受けるか、7,8週で受けるかでママの体への負担なども少々事情が変わって来ます。男性からすれば、2、3週間の違い!なんて軽く考えられてしまいそうですが自分だけの体ではないですものね。
今回は、結構悩むことの多い初診の時期についてご紹介しました。